カーバッテリー駆けつけ本舗

車のバッテリー交換の料金はいくら?費用や安く済む方法を徹底解説(クリックで記事本文へ)

車のバッテリーが交換時期になったり、突然バッテリー上がりをおこしてしまい交換しなくてはいけない場合にバッテリーの交換料金はいくらかかるのでしょうか?

また、交換するにあたって、できるだけ費用を安く済ませる方法はあるのでしょうか?

今回は通常の交換にかかる費用と安く済ませた場合の費用や方法を紹介致します。

バッテリー交換の料金

バッテリーの交換目安は約3年に一回交換となっていて、どんなに長持ちさせても5年程でバッテリーの寿命がきてしまいます。

では、バッテリーの交換するにあたって費用はいくらかかるのでしょうか?

ディーラーの場合

自分が乗っている車のディーラーで交換をした場合の値段をご紹介致します。

店舗やメーカーによって金額は異なりますが工賃は1000~2000円前後かかります。

その工賃と一緒にバッテリー本体の部品代やバッテリー本体の処分料などが追加されていきます。

例としてバッテリーサイズ70B24Lが搭載されている国産普通車のバッテリーを交換した場合は

バッテリー 約25000円

工賃    約1000円

処分料   約500円 (無料の店舗もあります)

合計    26500円

バッテリーの交換で約3万円程の費用がかかります。

この金額を高いと感じるか安いと感じるかは難しい所ですよね。

なお、軽自動車の場合はバッテリーの容量が普通車よりも小さいことが多いため、もう少し安く交換することが可能です。

軽自動車のバッテリー交換の費用は、おおむね総額で10,000円〜15,000円程度が目安となるでしょう。

ディーラーで交換する場合のメリット

ディーラーで交換するメリットはあるのでしょうか?

  1. 安心感

自分の乗っているメーカーの車のディーラーであれば、その分野のプロが整備してくれている安心感がある事もメリットの一つなのではないでしょうか?

  • アイドリングストップ車のリセット作業ができる

他のカー用品店ではできない専用の診断機をディーラーは持っている為、診断、リコールなどのプログラミングの書き換え作業をする事が可能です。

また、バッテリー交換時にアイドリングストップ車の場合は「積算値データリセット」という作業が必要で、データーの初期化をしないと、アイドリングストップが正常に作動しないなどといった不具合がでる可能性があります。

3バッテリー交換後の保証がある

これは他のショップなどでもありますが、バッテリー交換後の保証があります。

距離や年数は場所によって様々ですが、何かあった時に対応してもらえる事もメリットの一つですね。

カー用品店で交換した場合

ディーラーではなくカー用品店で交換した場合はいくら費用がかかるのでしょうか?

カー用品店の場合はディーラーよりも値段や工賃が安く設定されています。

工賃は約500円程で作業してもられる店舗も多く、バッテリーの在庫も豊富なため、直ぐにバッテリーを交換したい場合でも対応してもらえると思います。

某カー用品店のバッテリーのネット販売の金額を参考に同様のバッテリーサイズ24の金額で交換した場合だと

バッテリー 約16000円

工賃    約550(税込み)円

処分料   記載なし

合計    16550円

このサイズだとバッテリーの交換費用でディーラーとカー用品店で大きく差がある事がわかります。

ただ、サイズの大きさやアイドリングストップ用のバッテリーなどの金額はそこまで変わらないイメージがある為、専用バッテリー、メインバッテリー、サブバッテリーの2つ搭載している車などは、ディーラー、カー用品店のどちらで交換したとしても料金は大きく変わるという事はないと思います。

では、費用を安く済ませる方法はどのようの方法があるのでしょうか?

購入したバッテリーを持ち込みで交換する

費用を安く済ませる方法としてバッテリーを自分で購入して、ディーラーやショップに持ち込んで交換してもらうという方法があります。

購入場所は様々で、バッテリー本体はカー用品店、ホームセンター、ガソリンスタンドやネット通販などで購入する事ができる為、一番安いバッテリーを探して購入する事ができます。

バッテリーを購入する時の注意点としてバッテリーのサイズを間違えない事が一番大切です。

どんなに安いバッテリーを購入する事ができたとしてもサイズが違うと取り付けする事ができないので無駄な出費となってしまいます。

また、アイドリングストップ機能が搭載している車の場合は専用のバッテリーが使用されているので注意してください。

バッテリーを購入する前に自分の車のバッテリーサイズを確認しましょう。

確認方法は以下になります。

バッテリーサイズを確認する為に自分の車のバッテリーが搭載されている箇所を確認します。

通常だとバッテリーはエンジンルームの右側にある事が多いですが、車種によっては左側にあるものや、カバーでバッテリーが隠れている事もあるため、見当たらない場合はメーカーに電話して確認してみてください。

次にバッテリーが搭載されている箇所がわかったらサイズの確認です。

バッテリーサイズは、プラス、マイナスの端子がついている部分に記載されている為、バッテリーを固定しているステーで確認できない場合はステーを外すか、ずらして正確に確認しましょう。

表記の見方としてはこちらになります。

標準のバッテリー

70B24L

70 性能ランク(バッテリーの性能、容量を表記しています。)

B  バッテリー短側面のサイズ(バッテリーの横の幅×高さの表記でA~Hまでの記号で表記しています)

24 長側面の長さ(バッテリー液などを確認する面の長さを表記しています)

L  端子の位置(バッテリーのプラス端子の位置の表記になります)

このように数字やアルファベットの記号で性能、サイズ、端子の位置を表していて、自分の車に55B24Lのバッテリーが搭載されていた場合だと、55から70B24Lのバッテリーに交換すれば、以前のサイズよりも性能や容量が大きくなる為、始動性や性能が向上します。

バッテリーサイズを確認して購入して持ち込んで交換した場合の料金はいくらになるのでしょうか?

先程の例として上げた70B24Lのバッテリーで持ち込んで交換した場合

ネット通販で約6000円程で購入できる為バッテリー本体6000円の工賃がディーラーであれば1000円、カー用品店であれば550円なので約7000円程で交換する事ができます。

ネット通販になる為送料などをいれても多少金額がかかるだけと金額面的にみるとかなり安く済む方法の一つではないでしょうか?

ただ、自分で購入して持ち込みでの交換はお店によってはNGの場所がある為、事前にネットや電話で確認される事をオススメ致します。

では、自分で購入して持ち込み交換する事よりも安く済ませる方法はあるのでしょうか?

自分でバッテリーの交換をする

お店で交換をしてもらうのではなく自分で交換する事が、費用を安く済ませる一番の方法になります。

では、自分で交換する方法や交換時に必要な工具、注意点などを紹介致します。

交換する手順

交換する手順は以下になります。

  1. 交換する為のバッテリーを購入する

先程の説明と同様の内容となってしまいますが、自分の車搭載されているバッテリーサイズを確認して購入してください。

  • バッテリー交換に必要な工具を揃える

バッテリーを外すには工具が必要になります。バッテリーはプラス、マイナスに取り付けられているナットとバッテリー本体を固定しているバッテリーステーを外す必要があります。

必要な工具は一般的にラチェットとナットのサイズにあったソケットがあれば取り外す事ができます。

メガネレンチなどで緩める事も可能ですが、プラス側のナットを緩める時にボディに接触する事でショートしてしまう可能性もある為、その車のバッテリーのスペースにあった工具を選んでください。

3バッテリーを取り外す前にメモリーバックアップをする

バッテリーを交換する時は通常であればエンジンを切った状態で作業しますが、バッテリーを外す事によってメモリーが消えてしまう可能性があり、またパワーウィンドウの設定やナビの情報、時計などがリセットされてしまう為再設定は必要になります。

今ではカー用品店などで交換時にバッテリーのターミナル端子に接続する事でメモリーのバックアップする事ができる商品が販売されている為、交換時に使用されるのもオススメです。

あまりオススメする事はできませんが、バッテリー交換時にエンジンを切らずにバッテリー交換をする事でバックアップや交換後の初期設定をせずに済む方法もあります。

4バッテリーを取り外す、取り付ける

バックアップをとる事ができたら、いよいよバッテリーを取り外して、新品を取り付けます。

通常の交換方法で紹介致します。

バッテリー交換時はかならずエンジンを切った状態で作業してください。

以下バッテリーを取り外す手順になります。

  1. バッテリーステーを取り外す
  2. バッテリーの端子に取り付けてあるナットを緩めます

この時ナットは完全に取り外すのではなく緩めるだけで大丈夫です。

  • ケーブルを外す

外す時の順番として、マイナスのケーブルから外してプラスのケーブルを外します。

  • バッテリーを取り外す

ステー、ケーブルを外せば後はバッテリー本体を取り外すだけです。

注意点として、バッテリーは非常に重いので外す際に周りの車の部品にぶつけないように注意しましょう。

  • 新品のバッテリーを取り付ける

新品のバッテリーを古いバッテリーが搭載されていたように取り付けます。

  • 外した時と逆の手順で、バッテリーケーブル、ステーを取り付ける

ケーブルは外した時のマイナスからプラスではなくプラスからマイナスの順番で取り付けます。

バッテリーステーは固定するものとして重要な部品ですが締め付け過ぎに注意してください。

バッテリー本体の破損やバッテリー液が漏れてしまう可能性がある為、バッテリーを手で揺すって動かなければ大丈夫です。

交換終了です。

5 バッテリー交換後の確認をする

バッテリー交換後は端子のケーブルに緩みがないか、ステーはきちんと締め付けられていて固定されているか確認をしましょう。

以上がバッテリーを交換する手順になります。

まとめ

バッテリーを交換するにあたって自分で購入して自分で交換する事ができれば費用は格段に安く済ます事ができます。

しかし、交換時に感電、ショートしてバッテリーではなく車の部品が故障してしまう可能性や交換した本人が怪我をする可能性もあります。

自分で交換をするのが少しでも不安だと感じた方はディーラーやショップで専門の方に交換をお願いする事も一つの方法です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする